大宰府天満宮

全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮で、「学問・至誠・厄除けの神様」として、ご崇敬を集めています。
政略により京都から大宰府に流された道真公は、延喜3年(903)2月25日、大宰府政庁の南館(現在の榎社)において、ご生涯を終えられました。
門弟であった味酒安行(うまさけ やすゆき)が御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなり立派なご社殿が建立されました。
その後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神(てんまだいじざいてんじん)」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになりました。
●御神牛
頭をなでると知恵を授かるといわれています。

●御神橋
心字池にかかる御神橋(太鼓橋・平橋・太鼓橋)の3橋は現在・過去・未来をあらわし、この橋を渡り水の上をあるくことで心身ともに清められて、ご神前にすすめるといわれています。

ご利益 学業・合格祈願
ご祭神 菅原道真公
日本の平安時代の学者、漢詩人、政治家ですぐれた才覚の持ち主でした。宇多天皇に重用され昇進し続けて、醍醐天皇の時には右大臣にまで昇つめましたが、左大臣藤原時平に陥れられ、大宰府へ権帥として左遷されてしまい現地で亡くなってしまいました。死後、京都に天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神として祀られ、信仰の対象となりました。
ポイント 御神牛・御神橋
所在地 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号  092-922-8225
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
アクセス 西鉄電車の太宰府駅から徒歩5分