熊野本宮大社 (くまのほんぐうたいしゃ)
熊野速玉大社、熊野那智大社と並んで熊野三山と呼ばれていて、熊野詣での中心です。
熊野速玉大社を参詣すると「現世」のご利益、熊野那智大社は「過去世の救済」のご利益、熊野本宮大社は「来世の加護」のご利益があると言われています
崇神天皇六十五年に熊野連〔くまののむらじ・又くまののあたえ〕大斎原(旧社)において、大きな櫟(いちい)の木に三体の月が降りてきたのを不思議に思い「天高くにあるはずの月がどうしてこの様な低いところに降りてこられたのですか」と尋ねましたところその真ん中にある月が答えて曰く、「我は證誠大権現(家都美御子大神=素戔嗚大神)であり両側の月は両所権現(熊野夫須美大神・速玉之男大神)である。社殿を創って齋き祀れ」との神勅がくだされ、社殿が造営されたのが始まりとされています。
■おがたまの木
漢字で「招魂」「招霊」「小賀玉」等と表し、神木・霊木として、古来神聖視され、神楽舞の鈴は、この木の実を象ったものです。
ご利益 | 商売繁昌、開運招福、衆災消除、無病息災、交通安全、大漁満足、心願成就 |
ご祭神 | 熊野牟須美大神 速玉之男神 家都美御子大神 天照大神 |
ポイント | おがたまの木 |
所在地 | 和歌山県田辺市本宮町本宮1110 TEL 0735-22-2533 http://www2.ocn.ne.jp/~sanzan/NTTcontents/hongu/ |
アクセス | 電車:JR紀勢本線 新宮駅から徒歩15分 車:紀勢道 大宮大台ICから2時間30分 |